ケータイの速読術・速読法
昔と違い、10代〜20代の若年層が最も文章を読む機会が多いと思われるのは、恐らくダントツでスマホ・ケータイのメールだと思われます。
友人・恋人同士のメールのやり取り、あるいはメールマガジン・Facebook・Twitterなど、一日のほとんどをメール・SNSのやり取りが占めてしまうくらい、スマホ・ケータイのメールなどは日本、ひいては世界中に、もはや当たり前のように浸透しきっています。
現代の若者をはじめ多くの方にとって、速読法を極めるという事は、このスマホ・ケータイのメール、SNSを読むことに関しての速読法をも身につけるという事と同じなのかもしれません。
そんな現代の生活に根差したスマホ・ケータイメールの速読法ですが、ポイントは、いかに速く読むか、というより、いかに素早く主文を捉えるかということになります。
スマホ・ケータイのメールの特徴の一つとして、文章の簡素化・省略とデコメと呼ばれるデコレーションが上げられます。
これは、速報性の高い掲示やチャットにも当てはまるのですが、長い文章を打ち込むこともせず、難しい言葉も極力控え、一画面にできるだけ収まってパッと見で読めるような文章しか読まれない傾向にあります。
そうなると速読法はあまり役立たないように思われますが、実際はそうとばかりは限りません。
重要なポイントは、いかに速く主文を見つけ、さらには書いた本人の意図をいかに素早く汲めるか、という事なのです。
逆に必要以上に長いことが多いのがメールマガジン、いわゆるメルマガですね。
この場合、画面をスライドさせながら読みすすめるということに慣れることがポイントになり、速読が可能となります。
画面が動く中で文字を捉えるという能力いおいては、動体視力や空間把握能力が大切になってきます。
流れていく文章をいかに素早く理解できるかという点については、センスも確かにあります。
ですので、素早く文字単位で理解することが重要です。
もちろんこのことは、ケータイ小説・SNSなどのネットサービスでも同様のことが言えます。